みはし空間ギャラリー

笑顔の絶えない我が家のグリーンルーム

グリーンルーム_メイン画像

ウィリアム・モリスのグリーンルームをイメージ

19世紀英国「モダンデザインの父」と称されたウィリアム・モリス。植物をモチーフにした壁紙やテキスタイルには生活と芸術を融合させようとする彼のデザイン思想が反映されています。

長山さんは、彼が内装を手がけた世界初の美術館内食堂「グリーン・ダイニングルーム」に心を奪われ、それを新築するリビングのデザインコンセプトとしました。

吹き抜けのリビングは、全体を気品あふれるウィリアム・モリスの壁紙とグリーンの色調に統一。 モリスの壁紙はドア上の部分からモールディングで切り替えを入れているため、単調にならず壁に表情が生まれています。 「遊び心のある家にしたかった」と言う長山さん。

吹き抜けの上部には二階の出窓がせり出しており、そこにもモールディングの装飾が施されています。 それが、ここが家の外なのか中なのか迷ってしまうような、不思議な空間をつくりあげていました。

サーキュラー階段もこだわりの一つです。日本の建築では本来玄関にあるのが一般的ですが、あえてリビングに配置。 まるで、クラシカルな美術館にでもいるようなリビングとなっています。

~リビングルーム~

イメージを実現させるモールディングの楽しみ

建築にあたっては、写真集やネットから非常に沢山の西洋建築の画像を集め、イメージを膨らませました。そのイメージを設計会社に伝えるとともに、内装に関しては自らも研究しデザインをしました。そして、そのイメージを実現させる大きなエレメントがモールディングだったと言います。

「モールディングのカタログは、何冊も何冊も取り寄せて、毎日、ずーっと読んでいました。もう愛読書といってもいいくらいです(笑) 。青山のショールームにも足を運びました。カタログは今でも新しいことができないかとよく見ています。」

ご自宅完成前は社宅暮らしでしたが、その部屋でも、自分で部材を買ってきてモールディングを施していたそうです。 「無意識のうちにやっていましたね。今も、自作でデザインしたモールディングがいくつかあります。デザイン次第で、いろんな様式のイメージができあがるのがモールディングの楽しいところ。どちらかというとアール・ヌーヴォーですが、僕は全体の統一感があれば、様式にはこだわりません。庭に面した窓は、フランク・ロイド・ライトを意識して直線的なモールディングを施しています」

キッチン開口枠 + 付枠材
開口枠材( H2100 × 間口900 mm )特注品

芸術を日常に取り込み、心豊かに暮らす

これでもまだ完成形ではありません。「リビングは想いを形にできました。 それだけにもっとこだわりたい部屋もできてきました。 例えばダイニングは英国のパブのようにしたいし、庭もイングリッシュガーデニングのようにしたい。 あれこれ考えると夢がふくらみます。」

芸術を日常生活の中に取り入れようとしたモリス思想が息づく長山邸。 洗練されたアンティーク家具や絵画もその一つです。想いを表現した心豊かなくつろぎの空間が広がり、奥様と3人のお子さんと愛犬が集うリビングには家族の笑顔が絶えません。

日常風景
階段
壁面装飾
壁面装飾
③ 出窓部横ボーダー:
サンメント:A376( H60 × D21 × L3650 mm )
④ 出窓部縦ボーダーコーナー材:
サンメント:A319( H90 × D60 × L3650 mm )
⑤ 出窓部縦ボーダーセンター材:
サンメント:A432( H150 × D30 × L3650 mm )
⑥ 丸枠窓:
丸枠窓ユニット:UM61( H1200 × W800 × D160 mm )
永山様ご家族
施主:長山様ご家族(京都府)
ご自身のイメージを形に、こだわりの色 やデザインを全て手がけ素晴らしいご自 宅を築きあげました。