モールディングがアクセントになり 、空間を引き締める
[設計・施工] (株) 成和
[デザイナー] (株) 成和 我喜屋 亮氏
[撮影] 2017年3月
天井廻り・壁面装飾
- ① 天井廻り縁:
- サンメント:A176AY
- ② 巾木:
- サンメント:A508AY
「パラパ」と同フロア隣にある「グリアンテ」は、店内に入ってすぐ目に飛び込んでくるのが、メインホール天井のブリキ製の天井装飾が印象的。 さらにテーブルからセミオープンの開放的なキッチンを見ることができ、本格的な厚切りサーロインステーキやワインが楽しめる大人の雰囲気につつまれたお店。 こちらのお店のデザインも「パラパ」を手がけた同デザイナー様。 引き続きお話を伺いました。
「当初、店内の壁をレンガにするなど、本場ニューヨークの老舗ステーキレストランを彷彿とさせるようなデザイン案でしたが、若いカップルが背伸びをしていく場所という想定もあったため、壁はポップなクロスにするなど遊び心を取り入れながら、シックな中にもカジュアルさがある空間を目指しました。」
なぜ両店舗にモールディングを使うのですか?
「モールディングは、作業面やコスト面などで手間がかかるものなのですが、使うと使わないでは見た目の印象がまったく違うものになります。空間デザインを引き締めるポイントとして、非常に大事な要素なんです。」
デザイナー様の探究心とこだわりの結晶が、良いお店を生んでいるという事に、あらためて実感させていただきました。
※表記以外の部材は取り扱っておりません。