※表記以外の部材は取り扱っておりません。
明治時代、西洋の文化が急速に日本に浸透した文明開化。 鹿鳴館に象徴されるように、華美な装飾が施された西洋建築の建物が多くつくられ、時代は華やいでいました。 紳士淑女がダンスに興じ、帰り際にふと立ち寄るレストラン。そんな品格と親しみやすさを合わせたイメージでつくられたのがB社のレストランです。
モールディングによって、当時の西洋様式さながらの装飾が施された上品で落ち着きのある店内は、ノスタルジーを感じずにはいられません。 そんな古き良き時代を彷彿とさせる世界観は、ご年配の方からファミリー層まで幅広い層に人気があるといいます。 特に今回撮影をさせていただいたこの店舗は、関東にレストランチェーンを展開するB社にとって創業時に建てられた思い入れのある店舗。 ここで新しい内装デザインを開発し、それを各店舗に展開させるというフラッグシップでもあります。
例えばドリンクバー。 重厚なモールディングによって存在感が際立ち、店内のイメージづくりとなるモニュメントとしての役割も担っています。 また、店内中央のシャンデリアにもメダリオンのモールディングが施され、やわらかな光と共に華やかなイメージが辺りを包み込みます。 ゆったりとした時間が流れ、落ち着いた雰囲気の中で食事が堪能できるB社のレストラン。 今日も紳士淑女で賑わいを見せています。